2014年12月2日火曜日

タイルのトイレ改装工事


今回はタイルのトイレの改装工事をご紹介致します。

タイルのトイレでも、便器が 和式の場合と洋式の場合が
あります。

今回ご紹介致しますトイレは和式トイレの改装です。

まずはリフォーム前の写真です。










60cm程の高さのタイルがあり、タイルより上は塗り壁となって
おりました。

天井はお風呂の天井にも使われるパネルでした。




壁にはトイレットペーパーなどの収納ケースが壁に埋め込み
されていました。

この収納ケースは改装後も利用出来るように、残します。


まずは既存のトイレ設備を撤去します。

その後、床タイル・壁タイルを撤去していきます。


 
タイルを撤去しますと、床下は土や石ころが出てきます。


 
白い塗り壁の下の黒い所にタイルが張ってありました。

 
黒いシート(フェルトと呼びます)を剥がすと、木の壁下地が出来きます。


すべてのタイルが撤去出来ました。

給排水の準備をします。写真の中の青いホース
(中に配管が通っています)が給水配管です。

中央奥に見えます、グレーの太い管が排水管です。

工事の当たっては交換可能な範囲で新しい管にします。




塗り壁だった壁を撤去します。断熱材がしっかり入っているお宅ですね。

大工さんが撤去した廃材を袋に入れているところです。



天井のパネルもきれいに撤去しました。

床の木下地・天井の下地・壁の下地・そして棚付き2連紙巻器や
手すり取り付け下地として、補強下地を施工します。





上下の写真でお分かりいただけますか?色が違う壁下地です。

通常はプラスターボードを壁下地として施工しますが、手すり等取り付け
下地にはベースパネル12mmを施工します。

大きな力が掛かるものを取り付ける際に、簡単に外れてしまっては
意味がありません。

『あっ』と、思った瞬間はその方の体重の何倍もの荷重が手すりに
掛かってきます。

大きな事故につながりかねません。しっかりと施工します。

左右に補強下地を入れてあります。将来、左右に手すりを取り付け
する事になっても、壁を触る(大工工事・内装工事)ことが、なく、
すぐに取り付けが可能です。

転ばぬ先の杖ならぬ、手すりです。賢い施主様のお考えです。
 


トイレの接続です。棚付き2連紙巻器と手すり(I型)も取り付けました。








床には木目調のクッションフロアを施工しました。

天井・壁には奥さまが選びましたクロスが張られ、とても清潔感のある
明るいトイレになりました。


棚付き2連紙巻器と手すりのご紹介を致します。

TOTO レストルームカタログより



棚付き紙巻器は手をついて体を支えられる耐荷重のある棚は
立ち座りのサポートとしてご利用頂けます。

I型手すりとのセットがオススメです。

棚には携帯や生理用品などの小物が置けるのでとっても便利です。

トイレットペーパーが2つあると1個は予備にもなり安心です。



手すりには、L型(上の写真) I型(今回施工しました)または
ハンドバー(サイズが小さい)・・・サイズは色々あります。

下記写真のように、紙巻器一体型もあります。

棚のサイズも種類があります。


それぞれのご家庭に合うものを一緒に選びましょう。

介護保険がご利用できる方もいらっしゃいます。
ご相談ください。



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