2014年12月19日金曜日

暖かいお風呂へ大変身

今回はタイルの浴室の工事です。

何年か前に大きな地震があり、多くのお宅で、屋根が傷んだり、
壁にヒビが入ったりと大変な被害がありました。

今回のお宅でも、地震によりお風呂のタイルに亀裂が入りました。

亀裂からお水が浴室の床下に流れ込みます。

床下に流れ込んだお水は大切な土台などの木を腐らせて
しまいます。

シロアリも湿度の高い、暗い所を好み、木を食べてしまいます。

あかほりでは、土台などが傷んでいた場合、施主様に
状況説明を行います。

どのように補修をするのが良いか、提案をさせて頂き、施主様の
ご了解の下、補修等をさせて頂いております。



今回の浴室改装のご相談を頂いた際に、もう一つご相談が
ありました。

現在のトイレに手洗い器を付けたいとのご希望でした。

浴室の横にトイレがあります。
 

トイレの広さから手洗い器は埋め込みの手洗い器を提案させて
頂きました。

埋め込みの場合18cm壁より前に出ます。埋め込み部分は7cmです。

ドアからの出入りに邪魔になる事のないようにしたいですね。


 上記写真は給排水が壁になっていますが、床でも可能です。

下記写真は自動水栓です。この場合はコンセントが必要になります。



ご紹介しました手洗い器はコンパクト手洗い器でしたが、
下記写真のように収納がセットになっています手洗い器もあります。

お好きなデザインの手洗い器(サイズによりご希望に添えない
場合もあります)をお付けできます。


 今回はお風呂工事と同時に手洗い器の給排水工事、埋め込み工事が
出来ました。

浴室からの工事が出来たので、トイレ内の壁の補修や壁のクロスの
張り替えなどの必要もなく、その分の費用がかかりませんでした。


 もともと手洗いが設置されていました。その名残の給水管を
塞いだものが残っていました。


 上記の写真が旧給水管です。その管を撤去して、埋め込みをする
場所を大工さんが開けていきます。

黄色の筒は壁を開ける際に出る粉じんを吸い取る機械です。


 必要な開口枠が出来ました。手洗い器を設置する為の木枠を造作して
はめます。

手洗い器の下にあるものは、右が給水管、左が排水管です。

手洗い器を設置した後、それぞれを接続すれば、使用出来るように
なります。

下記の写真は手洗い器の 後ろの部分です。ここの部分はお風呂が
施工されますと隠れてしまう所です。



手洗い器の完成です。



それでは浴室のお話に戻りますね。


















地震による傷みやタイルではしばしば起きるタイルのふくらみなどが
見られました。


TOTOサザナを施工致しました。1坪タイプです。
サッシは既存のままです。


正面アクセントパネルはハイグレードⅡからチアフルを選ばれました。
かわいらしい浴室になりました。

ご年配の方も同居されていますので、右側の壁には手すりを付け、
浴槽内での立ち座りなどをサポートしてくれるハンドグリップも
付けました。

下記写真の中央のシャワー用昇降バーも手すり兼用のバーに交換
してあります。

今回の工事に伴い、洗面台も交換しました。



浴室にはオプションにて断熱材パックをセレクトしました。

浴室・洗面脱衣所・そしてトイレとご希望が叶い、良かったです。

リフォームは家族を笑顔にします。私もその笑顔を拝見して
笑顔になります。

暖かな浴室・そして温かなお風呂にゆっくり浸かり、一日の
疲れを取ってください。

そして、明日も笑顔で・・・・・いられますように!



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