2012年8月22日水曜日

お風呂と洗面所の改装工事

 今回ご紹介する工事は お風呂と洗面所の改装工事。




 広いお風呂ですね~。お施主様の話によると、やっぱり冬になると広すぎて寒いとの事。
さっそく浴室の寸法を実測。奥行2425ミリ 巾2275ミリありました。
たしかに冬は寒そうですね。。
 一般的なお宅のお風呂のサイズ(1坪サイズ 奥行 巾共 約1650ミリ)でも
タイルのお風呂は寒いですもんね。

というわけで工事スタートです。
 


 まずは既存の浴室内部と間仕切り壁を解体!
このサイズのお風呂だと解体に1日半かかってしまいます。
1坪サイズなら一日で解体できるのですが・・・。
 


 
 ひと回りお風呂を小さくするので、床下地を足して行きます。
土台が一部、水で腐っていたので差し替えてから、横にもう一本 大引 と言う
床を支える横材を入れます。この材料はヒノキを使うのがベストです。
それを支えるのが鋼製束。腐らず調整が楽に出来て、シロアリに食べられないと
いうのが一番の利点です。

 


 ユニットバス施工後、間仕切り壁を立ち上げます。洗面所もキレイにするので、
下地から作っています。洗濯機・洗面台が付く面の壁は、どこでもビス・釘が効くように
コンパネ下地としました。これなら後で棚を付けたくなってもどこでもOKです!

 


 さあ完成です!今回のサイズだと1.5坪も施工出来ますが、ひと回り小さくして
1.25坪(1600×2000)サイズにしました。それでも洗い場がひろびろ~!

 


 天井にちらっと見えるのが暖房換気扇。1坪タイプなら100Vのタイプで十分なんですが、
今回は1.25坪なので200Vタイプに。ハイパワーですぐに浴室が暖かくなりますよ。
浴室内を乾燥させるのにも一役買いそう。湿気はカビの元凶ですからね~。。

 


 洗面台はハウステック ラバーボ。 扉カラーも豊富でなんと24色!
同じ値段でボール形状が2種類から。取手形状も3種類から選べるんですよ。
色々な中から選びたい方はこれっ!



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牧之原市のリフォーム会社
住宅リフォーム工房あかほり












2012年8月9日木曜日

屋根工事

久しぶりの更新になってしまいました(汗)
おかげさまで、ここ何カ月か多忙な時期を過ごさせて頂き、
お盆休み前にほっと一息つける様になりました。
(ホントはマメに更新したいんですけど。。)
楽しみにしてくれている皆さん、ごめんなさい!

 今回の施工例は 屋根工事



立派な日本瓦の屋根ですね。
しかしひとつ問題が。。



写真センターにある緑青がふいている銅板の谷。
これが問題でした。
昔は屋根の谷に銅板を使うのが普通でした。
銅板の表面にふく 緑青 が皮膜になり、銅板内部の腐食を防いでくれ、
塗装いらずで長持ちしたんだそうです。
ところが、雨の酸性化の影響で、屋根瓦の谷にベストな材料とは
言えなくなってしまいました。
日本瓦の形状上、流れて来た雨がスポットにあたってしまう為、
その部分の 緑青 が取れ、変色→穴あき発生 になってしまいます。

 ひとつ誤解が無いように補足ですが、銅板のみで葺いている屋根や、
雨が一か所にまとまって当たらなければ大丈夫!銅板は十分に持ちます。
 

 今回の工事は銅板に穴が開き、雨漏りの原因になっていたので、
谷をステンレス板に交換です。

 手始めに、谷に絡んでいる棟・瓦を取り外し、銅板の谷を取り外します。
下地の処理として、万が一雨が入っても大丈夫なよう、ルーフィングという
防水シートを施工します。  




 ステンレスで折った谷を入れて、谷シーラーなる スポンジ状の物を施工します。
この谷シーラーは強風時の雨の逆流を止める役割と、鳥やゴミが入らないように
する役割もあるんです。意外と雀の巣がある場合もありますよ。
 後は元の状態に復旧です。谷部分の瓦の開きも多少広かったので、
少しスマートにしておきました。

 仕上げに、工事中に付いた汚れをふき取って 完成!
これでゲリラ雷雨でも大丈夫でしょう!


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