2011年1月28日金曜日

古民家再生リフォーム その4

築50年以上の古民家をリフォームすることによって

家族みんなで過ごせるようにと始まったリフォーム工事

今回は完成して変身した様子をご紹介します。



玄関~廊下ホール





































今まで木製だった玄関戸、長年の雨風を受けて隙間風が入ったりしてきましたが

鋼製の大きな引き戸にしました。

玄関の中に入ると今までは30cm以上段差があって大変だった場所に上り下りがしやすいように

式台を設けました。

この式台は床の間に使ってあった欅の木を加工して再利用しました。








































天井はもともとの木材をきれいに掃除したものです。

これからは家族が増えてすれ違うことも多くなることを考えて廊下の幅を少し広めにしてあります。

そして廊下には2つも収納スペースを設けています。




リビング





































リビングは洋間と続きの間にすることによって広く大きくしました。

キッチン部天井とリビングの一部はなるべく高さを取るためと使っている木を見せるために

梁を露出させ昔の面影を感じさせる空間になっています。

キッチンは対面式にし吊戸を無くすことによってオープンな空間にしています。




洗面所~お風呂





































洗面所は着替えのタンスなども置けるように大きな空間にしました。

お風呂は1坪サイズのTOTOのユニットバスを入れました。

今までのタイルのお風呂と違って断熱性に優れているため光熱費もお得になりますよ。



洋間





















お婆ちゃんの寝室には壁いっぱいの収納を設けました。

また、夜トイレに行く時にすぐ行けるようにお婆ちゃん専用の入り口を設けました。




















































今まで広縁だった部分と床の間の部分を大きなクローゼットに、タンスごと中に入れてしまうことによって

隠す収納でお部屋の中がすっきりしましたね。

また中に入れてしまうことによって地震の際もタンスが倒れて怪我をすることも軽減できます。

広縁との境の建具はガラス部分をアクリル製の物に変えて割れても安心なようにしています。

ガラスサッシは木製から鋼製に交換しました。

隙間風が入らず雨戸の開け閉めも軽くなりました。






































今までカーテンで間仕切っていた階段は光を通せるように木を加工して袖壁を設けました。

こちらの建具も既存の物をガラスから万が一割れても安心なアクリル製のものに変えて再利用してます。


2階 リビング・洋間






































2階はもともとあった和室と洋間の2部屋を間取りを変更することによって

リビングスペースと洋間を2つ設けました。

1階の木の温もりが感じる空間から一転、白と黒のモダンな空間に仕上がっています。























今まで2階にトイレがなかった為、2階にいるときはわざわざ1階まで降りていかなければ

行けませんでしたが、2階に新たにおトイレを設けました。



































今回のリフォーム工事にかかった期間は約2カ月間

築50年以上の古民家を家族みんなで過ごせるようにと始まった

リフォーム工事も完了です。

昔の工法、技術を受け継ぎつつ、新たなものを取り入れて生まれ変わる

そんな思いを家と一緒に親から子へ、子から孫へ引き継いで行きたいですね。




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