2011年1月21日金曜日

古民家再生リフォーム その2

築50年以上の古民家をリフォームすることによって

家族みんなで過ごせるようにと始まったリフォーム工事

今回は耐震工事の様子をご紹介します。



まだ今のような新建材がない時代の建物

すべてベニアではなく木を使っていたり土塗りの壁など

至る所に歴史を感じますね。





















耐震補強する部分と間取りを変更する部分を解体して

木造の骨の部分、「土台」「柱」「梁」をあらわにしていきます。



ここで筋交いや構造用合板で地震に強い壁を作っていくのですが

どこの部分をどの様に強くするのかが重要になってきます。

耐震補強をする前に設計士による補強計画を作ってもらい

壁の強さと配置とを計算してもらいます。

各方向にバランスよく強い壁があると良いのですが

広縁と2間続きの和室があったりとした為 壁を増やして

強さのバランスを合わせて補強していきます。



筋交いをタスキ掛けに入れ金物で端部をしっかり固定しています。





















                           さらに構造用合板で補強します。






























                           新たに柱を追加して
                           壁を作り補強していきます。






全部窓だった通路も
間取り変更によって壁を作って
バランス良く改装です









こうして家全体を筋交いなどで耐震補強することで

バランスの良い地震に強いお家に大変身です。


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