2014年8月8日金曜日

傾きから直す工事(前編)

こんにちは!

牧之原市 L様邸のリフォームの様子をご紹介します。




今回は、家の傾きを直す工事です!


最初から、家の傾きがとても気になりましたので、
 

キッチンの床下を見させて頂きました。
すると・・・
床下の一部がこのような状態に!



通常の床下はこのように、コンクリートのブロックと、その上の太くて短い木材がしっかりとくっついた状態です。↓ ↓
ブロックは「束石(つかいし)」、
ブロックの上に乗っている太くて短い木材を「束(つか)」と言います。


L様のお宅は、基礎の地面が、土ではなく砂でできていましたので、時間の経過とともに少しずつ砂が流されてしまい、家が傾いていました。



しかし、家の床下全てではなく、幸いにもキッチン床下の一部のみでした^^


キッチン床下は、ベースからやり直しをします。





まず、その部分の束石(ブロック)を取り除きます。

「転圧(てんあつ)」という作業で、地盤を締め固めながら、既存ベースの高さに合わせていきます(^^)



既存の基礎と抱き合わせるように、鉄筋入りの丈夫な基礎を立ち上げていきます。



先に取り除いておいた束石を敷いて、その上からコンクリートを施工します。
これで丈夫な地盤になりましたね(●^o^●)



さらに束(ブロックの上の部分)は、木よりも丈夫な金属の束にしました。
「鋼製束(こうせいづか)」といいます(^ー^)
他にも束が傷んでいるところがありましたので、その部分は、鋼製束にかえました。
 
 
丈夫な床下が出来上がりました♪(^∀^)
ここまできてやっと、下地を組んでいけます。
大工さんが、シロアリ防虫塗料を塗っています。



キッチンの勝手口には、床下換気孔(ステンレス製)を取り付けました。
以前は換気孔がなく、床下の湿度が高くなってしまっていた為、シロアリの被害に遭われておりました。

今度はシロアリ対策もバッチリですね!(●^o^●)







キッチンリフォームはまた次回に続きます(^^)
お楽しみに♪


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