2012年2月22日水曜日

土間のある住宅の水廻りリフォーム その2

前回に引き続きキッチンと玄関のリフォームをご紹介します。

コンクリートのキッチンの為、直接 床に物を置けない為

収納に苦労していました。















土間のお部屋を床のお部屋にする際問題になるのが

「天井の高さ」になります。

コンクリートの床の高さを基準に考えていますので

普通の床の高さに合わせると50cm近く上がってしまい

2mがやっとの天井になってしまいます。(><)















天井の高さをなんと確保できないかと天井裏を除いてみると

大きな梁がそこには入っていました。

おじい様に話を聞いてみると 昔、この家を建てるときに

庭に生えていた立派な松の木を切って使ったとの事でした。

そんな思い出の梁を天井裏に眠らせておくのは勿体ないと

梁を活かし天井を高くすることに。




















天井を撤去して梁をむき出しに。

床の下地も同時に作っていきます。


今まで梁を隠すように張ってあった天井を今度は

梁の上に新たに作ります。




天井にはダウンライトを埋め込んでアクセントカラーでクロスを張り分けました。

埃をかぶっていた梁もきれいに磨きました。
















床には大理石調のものをチョイス、高くなった床も梁を見せることによって

出来た空間のおかげで圧迫感がなく開放的になりました。

キッチンもシックな色に合わせ吸い込みの良い換気扇とIHヒーターで

お料理の煙や蒸気も極力減らしお手入れが簡単なように仕上げました(^^)






きっちんまで土間でつづく玄関ホール

お風呂に入る時はこの土間に降りてまた浴室のある

フロアに登らなければなりませんでした。




















土間の玄関を床を作ってゆきます。

 

昔あった間仕切りのたれ壁も撤去して廊下とひと続きの天井に




















玄関って以外に物が多く必要ですよね。

そこで新たにクローゼットをつくりました。

帰って来たときにコートなどをかけて置くのにも便利ですね♪

今まで土間に降りていた部分も床つづきで行き来できるように

もちろんバリアフリーです

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天井もひと続きになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高くなった床へ上がるのに負担にならないように
 
式台をもうけて1段の高さを軽減。
 
コンクリート打ちだった床には割り石調のフロアータイルを張って
 
仕上げました。
 
 
土間打ちのお家が一新してモダンでお洒落な空間に早変わり
 
 
 
「リフォームの考え方が変わったよ」とご主人さまから嬉しい
 
声をかけていただきました。
 
10年後くらいには建て替えを検討していたそうなのですが
考え直すとのことでした。
 
 
 
 
 
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